最近人気の、アーティスト名としてもよく耳にする「カンパネラ」という言葉ですが、そもそも「カンパネラ」とは、どういった意味の言葉なのでしょうか。
実はあの宮沢賢治の有名作品“銀河鉄道の夜”とも関わりがあるのです。
「カンパネラ」の意味を紹介します。
カンパネラとは何?意味を紹介!宮沢賢治の銀河鉄道でも
「カンパネラ」とは、イタリア語の「campanella」をカタカナ表記した言葉です。
「campanella」の意味は“小さな鐘”という意味があります。
イタリアでは同じ“鐘”という意味でも、その大きさによって言葉が使い分けられています。
ちなみに、大きい鐘のことは「campana」という言葉が使われています。
そして、冒頭にも挙げた「カンパネラ」と宮沢賢治の“銀河鉄道の夜”の関係性です。
銀河鉄道の夜では主人公の友達として、「カムパネルラ」が登場します。
「カムパネルラ」と記述されていますが、随分前に作られた作品のため、正しくは「カンパネラ」と読むはずの「campanella」を、誤って「カムパネルラ」と表記してしまったのではないかと言われています。
ちなみに「campanella」は本場イタリアでは「カンパネッラ」と発音し、
「campana」は「カンパーナ」と発音します。