朝ドラ「まんぷく」で、源ちゃんが「ルンペン」という言葉を発していました。
子供の頃、男子たちがその言葉を使っていたのを思い出しましたが、聞いて良い気分はしません。
番組放映後、Twitterのトレンド入りもしていました。
それほど最近の人は、この言葉の意味を知らないということと、差別用語を使ってもいいのかという疑問ではないでしょうか。
「ルンペン」の語源や放送禁止用語とともに意味を解説していきます。
ルンペンとは|意味をわかりやすく解説
似ている幾つかの言葉を挙げてみます。
- 失業者:仕事を失った人、働いていない人
- ホームレス:住む家がない人(資産はあるかもしれない)
- ルンペン(浮浪者):仕事もなく年金もなく、収入がない人(住む家はあるかもしれない)
- 乞食:物乞いして人から食べ物や金銭をもらい生活する人
ルンペンとは何語?語源と放送禁止用語なのか紹介
語源は「布切れやボロの服」を意味するドイツ語「Lumpen」で、「ルンペンプロレタリアート(最底辺の労働者)」。
つまり、ボロの服しかもっていない労働者。
転じて、日本では「浮浪者」のことを指します。
放送局では、「クレームが10件くれば即座に放送禁止用語になる」そうです。
「ルンペン」は裁判になるほどの差別用語ではないそうですが、基本的に人間を差別する用語はNGです。
恐らく番組では、当時の時代背景を踏まえて敢えてこの言葉を使ったのではないでしょうか。
いかがでしたか?
やはり、普段から良識をもって相手を侮辱する言葉を使わないのが人(ヒト)ですね。
お互いに気をつけたいものです。