「焼肉のたれ」の会社名にも使われている「モランボン」という言葉。
一体どこの国の言葉で、どういった意味の言葉なのでしょうか。
「モランボン」という言葉の意味についてご紹介していきます。
モランボンとは|意味はなに?
元々の「モランボン」は北朝鮮の言葉で、平壌の中心市街地の牡丹峰地区に存在する山のことを指します
ちなみに漢字では「牡丹峰」と表記されますが、その由来は牡丹の花に似た全体の姿から名付けられました。
現在は整地され、公園や遊園地などが建設されています。
その牡丹の様な美しさと、さまざまな施設により北朝鮮人に“心のふるさと”として愛されています。
焼肉のタレ、モランボンの由来は?
北朝鮮にある山の「モランボン」は、日本人の認知度はとても低いです。
日本で「モランボン」という言葉を聞くのは、焼肉のたれメーカーの「モランボン株式会社」ですよね。
実はこの「モランボン株式会社」の社名も、山の名前「モランボン」から名付けられています。
朝鮮や韓国の本格的な味を再現した調味料として販売しており、焼き肉のたれの「モランボン」もまた“ふるさと”が詰まっているのです。
いかがでしたでしょうか。
モランボンと聞いた際には、ぜひ牡丹の花のように美しい丘を思い浮かべてみてください。