「alternative(オルタナティブ)」とは「代替」「二者択一の」といった意味があります。
「主流ではない」「もう一つの」という意味合いで使用されることが多いalternative。
音楽、金融投資、教育での意味を解説します。
ロック・音楽でのalternativeの意味
ロック・音楽でのalternativeは「主流になっているものとは違った存在やスタンスの音楽」という意味。
1990年代に一世を風靡したアメリカのロックバンドNirvanaは、よくalternative rockの代表として名前が挙がります。
派手な衣装で濃いメイクのバンドが主流だった時、Nirvanaは普段着のような格好にスニーカー、暗い歌詞に憂鬱なメロディと周りと違うスタイルで人気が出ました。
しかし、その時代によって主流となっているもは違うので、「主流ではない音楽(alternative music)」がいつか主流になることも。
金融投資でのalternativeの意味
金融投資でのalternativeは「オルタナティブ投資(代替投資)」のこと。
オルタナティブ投資とは、「株式や債券などの資産運用ではなく、それ以外の新しい投資の方法で収益を狙うこと」を意味します。
投資対象は、不動産やコモディティ(ガソリンや原油)など。
オルタナティブ投資の特徴は、リスクは抑えられるものの、短期投資には向かないことです。
教育でのalternativeの意味
教育でのalternativeは「オルタナティブスクール(Alternative school)などで教育を受けること」を意味します。
個人を尊重し、主体的に学習や行事が展開されるようにカリキュラムが組まれていることが多いのが特徴。
従来とは異なる運営や進級制度、教科科目で、その教育法に共感する子供が通う学校です。
学校の数は少なく、費用も高額ですが、親が教育理念を理解し、子供に選択肢を増やしてあげることで可能性が広がる場合もあるでしょう。