「私は何もできませんが…」と前置きをする人を見かけますが、本人は謙虚さを出しているつもりでも、相手には卑屈としか感じられません。
「卑屈」の意味を類義語や例文とともにわかりやすく紹介します。
卑屈とは|意味をわかりやすく紹介!
「卑屈(ひくつ)」は、「必要以上に自分の評価を下げ、いじけること」です。
「卑」は「立場や身分が低いものとして見下すこと」で、「屈」は「折れ曲がる、くじける」という意味です。
卑屈の類義語
類義語としては
- 卑下
- 自嘲的
- 自虐的
- 自分を貶める
- 下手に出る
- 気兼ねする
などがあります。
よく「謙虚」と間違う人がいますが、全く異なります。
「謙虚」の場合は、慎ましく控えめな様子で相手を敬うことで、「卑屈」は自分のことだけしか考えていません。
自分を謙虚な人という印象を出すために、ことさら「申し訳ありませんでした。」を使うと、かえって自信のない頼りない印象を与えてしまうので気をつけてください。
卑屈の使い方の例文
- あの頃は、何でも人と比べて卑屈になっていた。
- 独り身だからと言って、卑屈になることはないよ。
- 何をやっても大成できないので、卑屈になってしまう。
いかがでしたか?
卑屈にならないためには、自分の行動に自信をもち、ポジティブ思考で頑張っていくことが大切ですね。