ナマステと聞くと、手を合わせておじぎをするインドでの挨拶と思い浮かべませんか。
そのナマステは何語で、どのような意味なのでしょうか。
ナマステは何語?意味はありがとう?
「ナマステ」はサンスクリット語で、ヒンドゥー教徒・仏教徒などの間で交わされる挨拶のこと。
朝昼晩の一日を通して使用できる挨拶で、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」や「さようなら」の意味になります。
主に使用されている地域はインドやネパール。
また、「ありがとう」の意味はナマステの言葉の中に含まれていません。
インドでは助け合うのが当たり前という思想から、ありがとうと言う習慣がないのです。
もし言葉にするのであれば、「ダンニャワード」「ダンニャバード」といった言い方になります。
ナマステの言葉は「ナマス(相手に敬意を示す言葉)+テ(あなた)」からできていて、さらに敬語で表現すると「ナマスカ」や「ナマスカール」となります。
ナマステの使い方の例文
- インドの挨拶はナマステが有名だが、ナマスカールを耳にすることの方が多い。
- ヨガの教室でナマステとおじぎをしながら挨拶をした。
インドを聖地としているヨガに限っては、ナマステを感謝や敬意の意をこめてレッスンの終わりの挨拶として使用することが浸透しています。