閑話休題という言葉は、日常的にはあまり使用しませんが、小説の中の文中などで目にすることはありませんか。
本来の意味とは違うもので認識してしまっている人も多い閑話休題という言葉。
類義語を含めて、正しい意味と使い方を解説します。
閑話休題とは|読み方と意味を分かりやすく解説
「閑話休題(かんわきゅうだい)」とは「余談をやめて、それていた話を元に戻すこと」の意味。
- 「閑話」は無駄話
- 「休題」はそれまでの話をやめる
という意味から閑話休題となりました。
接続詞として用いられる言葉の「さて」「それはさておき」と同様の働きをします。
閑話休題の類義語
「閑話休題」の類義語は、「さて」「それはそうと」「それはさておき」「ところで」など。
それまでの話題から話を変える時に用いる語が挙げられます。
閑話休題の使い方の例文
- 閑話休題、そろそろ本題に戻ろうか。
- 前の上司とはよく一緒に飲みに行ったものだよ。閑話休題、プロジェクトはこれで進めていきましょう。
閑話休題は「余談から本題に戻すとき」に用いるもので、「本題からそれて余談をするとき」に使用する言葉ではありません。
誤って使用しないよう注意しましょう。