朝の連続テレビ小説や、アニメのタイトルとして使用されることもある、たまゆらという言葉。
可愛いイメージですが、どのような意味を持つのでしょうか。
たまゆらという言葉の意味を、類義語・対義語とともに解説します。
たまゆらとは何?意味をわかりやすく解説
「たまゆら(玉響)」とは、「ほんのしばらくの間、一瞬、かすか」を表す古語。
意味は、勾玉(まがたま:C字形に曲がった玉)同士が触れ合って、ほんのかすかに音を立てる状態からきています。
また、写真を撮った時、たまにぼわっと幻想的な丸い光が写りこむことがありませんか?
たまゆらは、「写真に写りこむ小さな水のしずくのような光のたまのこと」ということを指す場合もあります。
たまゆらの類義語・対義語
たまゆらと同じ意味合いの類義語は、「儚い」「束の間」「一瞬」「瞬く間」など。
対義語は「永遠」「永久」などが挙げられます。
たまゆらの使い方の例文
- たまゆらの間あなたを想い、胸が締めつけられた。
- 写真に写りこんだたまゆらが綺麗で、宝物にしたい。
現代でも綺麗な響きが好まれて、施設名などに使用されることが多い言葉です。