“ain’t”は、洋画のセリフや洋楽の歌詞などに使われています。
やや砕けた感じですが、勢いよく感情がそのまま出ているようです。
この“ain’t”の意味や使い方を例文で紹介します。
ain’tとはスラング英語?意味と発音!
“ain’t”は、もともと農家やカウボーイなど地方の方言で18世紀ごろから使われていたそうです。
「田舎臭い、粗野な、粗暴な」印象があり「無教育者の語」とされていましたが、現在ではスラング英語として使われています。
“ain’t”は省略表現で
- am not
- is not
- are not
- have not
- has not
を短縮したものです。
意味は
- 「〜でない」→「〜だぜ」
- 「〜しなかった」→「〜じゃねえ」
となります。
発音は、[エィントゥ(英国訛り):イントゥ(米国訛り)]です。
初めの音「ei」を強く発音し、「n」は舌先を前歯のすぐ裏の歯茎につけて息が口から出るのを止め「ン」と鼻から出し、「t」は舌を歯茎につけたまま息を止めた状態から急に「トゥ」と破裂させるように発音します。
ain’tの使い方の例文を紹介
- He ain’t like that.(あいつはそんな奴じゃねえ。)
- I ain’t had nothing.(何も食ってこなかった。)
- This ain’t the kinda job I was looking for!(これはおいらが求めていた仕事なんかじゃねえ!)
いかがでしたか?
いつの時代も若者のざっくばらんな、少し威勢の良い言葉づかいはありますね。
ですが、フォーマルな場面やビジネスシーンでは使えません。
「TPO」をわきまえて使うことが大切です。