「ファンキー」といえば、1973年に出されたキャロルの『ファンキーモンキーベイビーズ』からこの言葉を知った人も多いのではないでしょうか?
当時のロックバンドでは前代未聞の大ヒットでした。
近年では、音楽だけでなくファッションや日常でも使われているこの言葉。
ファンキーの意味や使い方をわかりやすく解説していきます。
ファンキーとは日本語?意味をわかりやすく紹介
英語では「funky」です。
英和辞書に
- いやなにおいのする
- (ジャズが)ファンキーな、もの悲しい
と出ています。
元々は黒人ミュージシャンの音楽を表す語で、黒人特有のリズムや音階を指していました。
その場合はカッコいい系の意味づけがされていました。
同時に黒人特有の体臭を揶揄(やゆ)したので、その場合は悪い意味となります。
また、カタカナ表記で「ファンキー」は、「独創的な」「型破りな」と良い意味ですが、英語表記で“funky”だと「臭い」という悪い意味になります。
日本語で近い言葉は、最近流行っている「ヤバい」が最も近いでしょう。
ファンキーの使い方の例文
- ドラムから粉々に砕け散るファンキーな不協和音が響く。
- 季節外れのファンキー・ハットをかぶる。
このように型破りなカッコよさに使われます。
ただ、英会話で使うと褒めたつもりが逆に「汚い」ととられ不愉快にさせてしまうので注意してください。