「明日の面接試験どうしよう」
と悩む友人に、
「そんなに悩まなくても…何事もケセラセラだよ」
とはげました。
果たしてこれは、励ましたことになっているのでしょうか?
この「ケセラセラ」の意味を紹介します。
ケセラセラとは何語?本当の意味を紹介!
「ケセラセラ」は、1956年のヒッチコック監督映画『知りすぎていた男』の主題歌で、主演女優で歌手のドリス・デイが歌い大ヒットしました。
「Que Sera、Sera(ケセラセラ)」は、初めスペイン語のタイトルのように出ていたのですが文法的に誤りがあり、またどこの国の言語でもないので、一種の「疑似外国語」としてそのまま使ったそうです。
そして副題の「Whatever will be Will be(なるようになる)」が付けられているそうです。
この時点では本当の意味はありません。
「なるようになる」の意味としては、二通り考えられています。
一つは、「先のことを気にしても仕方ない。今を精いっぱい生きることが大事、何事もなるようになるさ」という励まし。
もう一つは、「前向きな気持ちでいれば、きっと自分が信じたように世界は見えてくるし、なっていくよ。」というポジティブ思考の意味です。
ただし、どちらも悩んでいる人に対してであって、初めから前向きな人には使えませんね。
世の中を楽観視しすぎる危険があるからです。
いかがでしたか?
この「ケセラセラ」には、生きるヒントの、おまじないの言葉のようですね。
何か行き詰まった時などに思い出してみてください。