thoughといえば「けれども」の意味で習いましたが、butと何が違うのでしょうか。
thoughの読み方と意味、butの使い分け方や、文末にくるthoughの意味を詳しく説明します。
thoughとは|読み方と意味をわかりやすく紹介
thoughの発音記号は【ðóu】で「ドゥ」に近い「ゾゥ」と発音します。
冒頭にもあるように「けれども」の意味を持つ接続詞で、文中で使われるthoughはbutに置き換えられます。
しかしbutの中にはthoughに置き換えられないものがあります。
それは前後の“主語”が違う文章の場合です。
thoughの使い方の例文
- She likes cats, but her husband does not.(彼女は猫が好きだが、ご主人は好きではない。)
she→her husbandと主語が違っています。
この場合はbutしか使えません。
しかし主語が同じであれば「though」に置き換えられますので、
- I’m poor, but I’m happy.
- Though I’m poor, I’m happy.
この2つの文章は同じ(貧乏だけど幸せです。)という意味になります。
また、日常会話では「Thanks, though.」というフレーズもよく使います。
これは相手に感謝しながら断るときのフレーズで、
- Do you need help?(手伝おうか?)
- It’s OK. Thanks, though.(大丈夫、ありがとう。)
などと使われます。
「Thanks, though.」はとてもよく使うので、映画やドラマでも意識して聞いてみてくださいね。