キャラバンといえば、広大な砂漠で荷物をくくられたラクダや馬車が隊列を組んで進んでいく映像が浮かびますが、最近では様々な意味で使われているようです。
キャラバンについて、ビジネスや営業、さらにアメリカへの移民の意味をわかりやすく紹介します。
キャラバンとは|ビジネスや営業でも使う意味を紹介
「キャラバン」とは、元はペルシア語で「カールヴァーン」といい、「砂漠で隊を組んで行く商人の一団」のことです。
ビジネスの意味
ビジネスにおける「キャラバン」とは、「出張販売(キャラバンセールス)」のこと。
積極的に客のいるところに出向き、展示販売や広報活動をするスタイルです。
メリットは、実際に多くの人と触れ合うことで人々のニーズや反応が分かり、販売効率を上げられることです。
営業としての意味
営業としては、「メディアキャラバン」です。
これは、各メディアに製品やサービスをもって直接訪問することです。
メリットは、記者に商品を直に体感してもらえたり、開発秘話なども聞いてもらえたりすることで、より宣伝効果が上がるということです。
アメリカへの移民で使われるキャラバンとは?
2018年10月、治安悪化や貧困による苦難を逃れたホンジュラス人など、中米諸国からアメリカを目指した移民集団のことです。
いかがでしたか?
他にも、先日の三浦雄一郎さんのように登頂を目指したり、調査のために辺地に行ったりすることも「キャラバン」といいます。
言葉が次々に派生していくのは面白いですね。