エクセルを使用していると、#NULL!とセルに表示されることはありませんか?
意味を理解していないと、パニックになってしまいますよね。
nullの詳しい意味と読み方を紹介します。
nullとは?エクセルでの意味と読み方を紹介
「#NULL!(ヌル)」とはエラー値のこと。
複数の指定したセルに、共通部分がない場合に表示されてしまうエラー値のことです。
少しの入力ミスで表示されてしまいます。
原因は、合計の値を出したい時に「:(コロン)」や「,(カンマ)」でなく半角スペースが入力されているときです。
例えば、C1のセルにA1とB1の合計の値を出したいのに入力が=SUM(A1 B1)とスペースになっているとC1セルには#NULL!と表示されてしまいます。
この場合、=SUM(A1:B1)と、A1とB1の間に「:(コロン)」を入力すると、正しい値が表示されるのです。
nullの使い方の例文
- 数式を完成させたのにnullが表示されたので慌てて直した。
- 複数の共通しない範囲の合計を求めたいのにnullが表示されたら、数式に正しく「,」を入力しなければいけない。
便利なエクセルも、意味を知らない表示があると逆に手間になってしまうので、正しく理解していくことが効率アップのポイントです。