日常生活で、「どこから後なのか」と、時間の境界線をはっきりさせたい時によく使用する「以降」という言葉。
「その時を含むのか含まないのか」曖昧だったりしますよね。
以降という言葉の意味と使い方を詳しく解説していきます。
以降とは?意味を分かりやすく解説
「以降」とは「ある時からずっと後」という意味。
対義語は「以前」で「ある時よりずっと前」という意味。
また、以降に似ている「以後」という言葉もあります。
「以降」と「以後」の違いは、その時点が確定しているかいないかで区別されます。
その時点があやふやな状態で、ぼんやりとそれより後を指すならば、以後の方を使用します。
以降は「含む」のか「含まない」のか
以降はその時を含みます。
例えば「9月以降」でしたら9月を含むのです。
「以」という文字は「用いる」という意味があります。
そこを覚えておけば「その時を含む」ということを忘れません。
以降の使い方の例文
- 15時以降は必ず家にいますので、荷物の再配達をお願いします。
- 10日以降に伺いたいのですがよろしいでしょうか?
以降の意味をしっかり理解すれば、勘違いして大事な待ち合わせや約束に遅れてしまうなどなくなることでしょう。
「以降」はその時を含むとしっかり覚えておきましょう。