「任意保険」や「任意同行」と、あらゆる場面で使用される「任意」という言葉。
意味と使い方を、対義語を交えて解説していきます。
任意とは|意味を分かりやすく解説
「任意」とは「その人の考えや思いに判断を任せること」の意味。
規則などで相手を縛ることをせず、その人の意向や意思を尊重し行動してもらうことを指します。
「強制的ではないが、何かをしてもらいたいとき」には「任意でお願いします」などと言いましょう。
任意の対義語
「任意」の対義語には「強制(相手の意思を考えず、相手の行動を制限し思いのままにすること)」があります。
例えば、「任意同行(任意で同意を得てから連れていくこと)」に対して「強制連行(強制的に連れていくこと)」などと使用されます。
また「強要(無理やり要求をのませること)」も対義語の一つです。
任意の使い方の例文
- 警察官が職務質問をした相手に、任意同行をお願いしている現場に遭遇した。
- 町内清掃は任意参加だが、実際は強制参加のようなものだ。
「任意」とされていても、「強制」と同じような形にされている場面も多々あるので注意が必要です。